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2009年2月24日 (火)

信頼の原則

昨夜はセミナー。
「事業者の厳しい労働環境打開のための法律講座」という、なんとも堅苦しいタイトル^^;
参加した理由は、唯一つ。
食事付きだったから(笑)
講師の弁護士センセイのお話しの中で、興味深かったのが道路交通法の中の「信頼の原則」というものでした。

「自動車運転者は、自分が交通ルールを守っていれば、他の車両が交通ルールを守ってくれるであろうことを信頼して運転すれば足り、他の車両が敢えて違反するであろうことまでを考えて、注意して運転する義務はない」

簡単にいうと、
こちらは青なので、赤信号のあなたが信号無視はしないと信用してますよ。
こっちはルールに従っているんだから、あんたもルールを守ってね。
ということ。
交通事故はルールを破ったほうが悪いのです。

ただし、信頼の原則が決めるのは、善いか悪いかのみ。
どのくらい良いのか悪いのかを決めるのは過失となります。
それを求めるのが予見可能性と回避可能性。
予測が出来た筈、回避が出来た筈ということで過失割合を決めます。
なので、大抵の場合は双方に過失が出るのですね。

ところで、この「信頼の原則」。
これは対等者間で働くものであるとされています。
車なら車同士で有効となるもので、車対歩行者は該当しない。
何故なら、歩行者には車のような高度な注意義務は課せられていないからです。
交通弱者は保護されなければいけないのですね。

たとえば、赤信号の横断歩道上で事故にあった場合。
これは車が悪いということになります。
ただし、歩行者にも過失は認められ、その過失相殺は2割程度。
車の過失は8割にもなるそうです。
(勿論、例外あり)

自転車は軽車両という車。
歩行者と接触事故を起こしたら、それは自転車が悪いのです。
上の例と一緒ですね。
自転車も歩行者に注意しなければならないのは当然のことなのです。

車対自転車はどうでしょうか。
車からみれば自転車の方が弱者なので、基本的には車の方に過失が多いことになるのかな?
ただし、こちらは生身であるから車とは喧嘩したくありません。
予見と回避は弱者にも必要だということでしょう。
交通ルールを守らない人たちがいるということを予測し、いざという時でも回避できるように、心の準備が求められる・・・
安全運転とは、こんな面倒なことを考えながら走ることなんでしょうかね~。

 

それでは今日も自分の為に安全運転で行きましょう^^

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