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2010年10月26日 (火)

夕張自転車紀行~大夕張編其の一

かつて大夕張と呼ばれた場所があったそうだ。
過去形なのは、現在はその地域全体が無くなったから。
炭鉱華やかなりし頃は大いに栄えていたが、炭鉱終焉後のダム建設で姿を消してしまった街。
2年後にはダムの底に沈んでしまう運命にある。
その盛衰の物語は他の方に譲るとして、大夕張と呼ばれた鹿島地区を見てみたいと思った。
もう一つの夕張があるに違いない。

国道452号線を夕張川に沿って走る。
景色が良くてサイクリングには絶好のロケーション。
周囲には人家も無く、このまま進んでいいのかと不安になってきた。
国道の標識板を何度も確認したほど。
やがて町が見えてきた。

南部遠幌町。
かつては駅があったらしいが、廃止になっている。
駅の痕跡は、石材を積み上げた土台と階段がそうだろうか。

南部東町に来た。
ここは人の姿もあり、店が軒を連ねている活気ある町。
ダム工事関係の需要があるのだろう。

列車があった。
南部大宮町。
ここはかつての南大夕張駅の跡で、ラッセル車が置いてある。
当日は保存会の方々が列車の整備をされていた。

Cimg4285

中を覗いてみた。
昔々の客車内は何とも味のある椅子があった。

Cimg4290

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ラッセル車の前にあったトロッコ?と、これまた懐かしい型のバス。

同じ敷地内には夕張シューパロダムインフォメーションセンターがあるので、中に入ってみた。
ここでこの先の情報を聞く。
鹿島緑町、弥生町、栄町といったあたりはダム工事で立入禁止だが、白金から夕張岳の登山道なら行けるとのこと。
ただし、この辺りは熊が目撃されているそうで、注意してくださいと脅かされた。
最近、熊のニュースがやたら多い^^;

Cimg4292

Cimg4351_2

展示されている巨大な石炭と、入館のお土産の石炭^^

Cimg4300

 
トンネルを抜け、シューパロ湖に出る
三弦橋が見えた

国内唯一の、世界にも稀な構造の鉄道橋だそうだが、ここもやがてダムの完成と同時に水没してしまうという

シューパロダムが完成すると、湖面の水位は40mも上昇するそうだ






Cimg4303

上の道路が新たな国道になる。
いま通っているこの道は水没してしまうからだ。
ダム工事は周辺の環境整備も整えなくてはならず、結果大掛かりな工事になる。

湖にはこんな橋が架かっていた。

Cimg4305

この橋をクルマが渡っているのが見えた。
やがて、右側に夕張岳登山道入口の看板が出てくる。
国道からその道を入ると、先程の橋を渡ることが出来た。

ここは白金町。
町があったらしいのだが、それらしいものはない。
ただ舗装道路が続いているだけだ。
道路自体が人の住んでいた痕跡なのか。

Cimg4306

こんな看板が・・・
インフォセンターで言われたことを思い出し、急に怖くなってきたΣ(゚д゚lll)クマーッ !
自転車なら熊から逃げられそうにない
そう思うと、カサっと葉が擦れる音すら怖い^^;
来た道を引き返し、国道に戻った


また続きます

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コメント

今でなければ二度と見れない景色が夕張にはあるのかもしれませんね!
時代の衰勢を感じます。

屋台村も行ったのですね。言って下されば飲み物位サービス出来たかもです。
o(^-^)o

投稿: ユキヒロ | 2010年10月27日 (水) 12時23分

ユキヒロさん

今回のサイクリングは良い勉強になりました。
夕張について考えるきっかけになったと思います。

ユキヒロさんは蕎麦が好きらしいので、バリー屋台のお気に入りは鹿の谷3丁目だろうと思い、カレーそばを食してきました。
オススメは別のお店だったんですね^^;

投稿: タクランケ | 2010年10月27日 (水) 21時35分

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